バイク乗りという生き方⑥

中二病全開なコラムもおかげさまです第6弾です。

バイク乗りの高齢化が進み、
私を含めバイク乗りの老害について考えてみました。

バイク乗りの高齢化と老害化


今一度、自分自身を振り返ってみませんか?
若者をバカにして、
世間からバカにされるような行動を取っていませんか?



老いて害をなすバイク乗り

若者に対してマウンティングしたがる老害

過去の実力でマウンティングしたがる

いい加減、過去の栄光にすがるのは辞めにしませんか?
昔、速かったからなんですか?
交通網が整備されているので、
今の方が走りやすいのですが、
実際に走って貰えませんか?
そんな事を今どきの希少な若者に説教して何がしたいんですか?

過去の経験でマウンティングしたがる

これ位のことは、昔は自分でやっていた?
本当ですか?
筆者が若かりし頃、
オイル交換を自分でやった事が無い人大分多かったですよ?
筆者は若いバイク乗りと話す際には、
「昔は自分でやってみたりもしたけれども、
結局はプロには敵わない。」
「弄り壊す位なら、お金を払ってやって貰う事にした。」
と喋っています。
時給換算すると、自分でやるよりプロに任せた方が安くあがったりします。
現役でご自分で整備をしている方ならそんなことでマウンティングしないと思います。


経済力の差でマウンティングしたがる

お互いに楽しんでいるのだから干渉しなければいいのに。
わざわざ話しかけて、排気量の大小でマウンティングするとか、
車体の価格でマウンティングするとか意味が分かりません。
好きで乗っているのだから、
わざわざ他人のバイクを貶める必要があるのですか?
逆に言えば、そこしか誇れる所が無いのかな?
と見えて滑稽です。


公道で必要のないパフォーマンスをする老害

不必要に一般道を飛ばす必要ありますか?

筆者にも経験があるので何とも言えないのですが、
無理して飛ばしていないですか?
という方を時々見かけます。
バイクの性能が自分の実力を上回っているのでわからないのかも知れませんが、
持て余す程の性能が破綻して事故を起こしている人の多さに気が付いていませんか?
ソースはご自身で検索してください。
意外と50代以上のバイク乗りの無謀運転の結果の事故多いですよ。

その速度ですり抜けする必要ありますか?

これは、若者や土方ライダーにも言えることです。
筆者は車の運転もします。
そこで感じることが、
無意味で危険なすり抜けをするライダーの多さです。
すり抜けを行うという行為は否定しません。

すり抜けの必然性
空冷エンジンを保護するためのすり抜け

少しでも走行風を当てていないとオーバーヒートしてしまうので、
仕方がない行為だと思います。
但し、空冷エンジンって何?
という人がいることもお忘れなく。

熱中症予防のためのすり抜け

夏のバイクは涼しくて気持ちが良いと勘違いしている人が多数います。
実際はただの蒸し風呂です。
そんな所に止まっていたら、
熱中症になること間違いなしです。
運転中に熱中症で意識を失ったら…
考えるだけでぞっとします。

追突事故を防ぐための低速もしくは徐行でのすり抜け

街中でもよく見かけますが、
車と車の間に入って止まっていると、
意外と危険なんです。
バイクが前にいる事の距離感になれていなドライバーも多いので…
追い越しの為のはみだしを禁止している区間でなければ問題ないと解釈しています。
飽く迄、安全な速度での走行をお願いいたします。


不必要なすり抜け
ある程度の速度で流れているのに行うすり抜け

流れに乗ればいいのに…
と思うことが多々あります。
他人を巻き込む事故を起こす可能性が多いので辞めていただきたい。
真面目にバイクに乗っている人も同類に見られてしまいます。

低速で安全にすり抜けしている人を煽る人

すり抜けをしているという行為自体が安全ではないのですが、
更に、そのすり抜けをしている人を煽る人がいます。
最悪です!
そんな事で自分の実力を見せようとしてどうするのかと?
事故を誘発する実力なんて不要です!

車両の流れに乗れないのに道を譲らない老害

特に原付や原二に乗っている老害とスクーターにのっているオバさんにありがちです。
その違いは、老害は譲る気が無いということ。
オバさんは怖くて端に寄りたくないということ。
怖くて端に寄れない人は仕方がないと思うが、
他人の事なんて関係ない。
というスタンスで原付(原二含む)に乗っている老害が困ったもんだ。
車に追い越されたら、すり抜けして抜き返す、
遅いから後ろで車が詰まって渋滞する。
これの繰り返し。
ルールを守っているつもりで守っていない。
おそらくこの人が守っているのは「制限速度」だけ。
追いつかれた車両の義務等は意識の中に欠片すらない。
文句を言われると「法律は守っている」と逆ギレ。
法の不知は許さずという刑法の原則を知らない老害。

ツーリング先で無理をして事故る人

こういう人、結構いませんか?
自分の能力の衰えを理解しましょう。
私も、全盛期の走りはできなくなっています。
ブレーキも下手になっています。
おそらく、反射も落ちていると思います。


タンデムしているのに無理しているのが傍からわかる人

パートナーの事を考えてあげましょうよ。
タンデムは後ろに乗っている人の方が疲れるんですよ。
楽しいハズのツーリングで目を三角にして攻め込んでも仕方ないでしょう。
筆者を含め年寄りは年寄りらしく、
ゆったりと走りましょうよ。
※ 決してゆっくり走ろうと言っている訳ではありません。

ツーリング先で気合を入れすぎて事故る人

これは、若い人にも一定数いますね。
昨今、ニュースを見ていると気になるのが、
この手の訃報です。
無理せずに、見栄を張らずに楽しみましょうよ。


過剰な改造が原因で事故を起こす人

ブレーキ

代表的なものがブレーキをカスタムした場合に起こります。
確かにキャリパーを変えると恰好いいですね。
ホースもメッシュにするとなんか本格的ですよね。
マスターシリンダーをラジアルポンプにして、
タンクを別体にすると本格的な感じになりますよね。

それ、本当に必要ですか?

経済的に余裕があるので、全て一気にやりがちですが、
一つ一つ、きちんと吟味していますか?

ブレーキは効きすぎても事故の元ですよ。
立ちゴケや握りゴケの発生する要素にブレーキが大きく係わっていないか振り返ってみてください。

足回り

高いサスペンションを取り付けたっきりになっていませんか?
いくら性能が良いものを取り付けていても、
抜けていては意味がありません。

タイヤ

タイヤを交換したばかりの転倒。
一皮剥けるまでは辛抱ですね。
あと、冬にありがちなのがタイヤが温まってなくて
グリップが発生せずにスリップダウンや、
ハイグリップタイヤを履いていたがための、
限界付近でのコントロールミスによる転倒が多いですね。
公道でのコーナリング中の転倒は、
即事故に結びつくので気を付けたいです。



お金をかければ早くなりますが…

年齢を重ねていき、社会的な地位も確立されている現在の中年ライダーたち。
改造が一気に進むのも理解できます。
でも、それは本当に必要な改造ですか?
マウントを取りたいから施す改造ではないのですか?
経験豊富な中年ライダーの方々には是非、
改造ではなく、調律を行っていただきたいと思います。
カスタムではなく、チューニング。
自分の乗り方に合わせた調整を行っていただきたいです。

総 論

色々な老害ライダーの例を挙げてみましたが、いかがでしょう。
何個か当てはまる点はありましたか?
残念ながら筆者にも心当たりがあります…
ライダーの地位を下げない様に、
筆者も気を付けて大人な行動を心がけます。
皆様におきましては、
様々な言い分もございますでしょうが、
個人の意見として聞き流していただけると幸いです。

飽く迄、個人の意見です。
世間から老害ライダーと言われない様に気を付けましょう。
(筆者も気を付けます。)

ご安全に!

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